2023年から2024年にかけてOVA化された「1LDK+JK いきなり同居?密着!?初エッチ!!?」。
全4話を通して見ると、派手なアニメというより、同居生活の中で少しずつ関係が変わっていくタイプの作品でした。
最初はよくある同居モノに見える

1話の入りはかなり王道です。
契約ミスで同じ部屋に住むことになり、仕方なく同居が始まる。
正直、設定だけ見るとかなりありがちです。
ただ、すぐに大きく動かすのではなく、同じ部屋にいる気まずさや、隣にいることを意識してしまう時間をちゃんと取っているのは良かったです。
このシリーズは、展開の意外性で見せる作品ではありません。
同じ空間にいるだけで少しずつ空気が変わっていく、その地味な変化を楽しめるかどうかで評価が変わる作品だと思います。
2話以降で“場所”と“関係”が変わっていく

2話は学校、3話は慣れてきた同居生活、4話は終わりが見えてきた関係。
ここで少しずつ空気が変わります。
特に2話は、家の中だけだった関係が外に出ることで、ちょっとした緊張感が出ていました。
誰かに見られるかもしれない場所で距離が近くなる流れは、1話とは違う良さがあります。
3話は関係に慣れてきたぶん、少し雑さも出ます。
ここは好みが分かれるところです。
イチャ寄りの空気が好きな人にはやや強引に見えるかもしれません。
4話は一番まとまっていました。
同居生活が終わる前に、ただ流されるのではなく、自分から踏み込む感じが出ていて、シリーズの締めとしては悪くないです。
見終わって思ったこと

全体として、作画やストーリーで強烈に刺してくる作品ではありません。
作画は普通寄りで、ものすごく豪華なアニメを期待すると物足りないと思います。
でも、原作の空気を軽く味わうOVAとして見れば、そこまで悪くないです。
むしろ「1話だけで終わり」ではなく、4話まで見てようやく流れが分かるシリーズでした。
個人的には、1話だけで判断するより、2話まで見た方がいいと思います。
そこまで見て、同居系の気まずさや、イチャ寄りの空気が合うなら続きもアリ。
逆に、濃いストーリーや派手な展開を求めるなら向きません。
これはあくまで、いきなり同居から始まる関係の変化をゆるく楽しむアニメです。


